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Contour
下顎骨切り術(下顎枝矢状分割術・下顎枝垂直骨切り術)
下顎骨切り術とは

下顎骨切り術は、下顎枝を切離し下顎体を前後・左右に移動させる手術です。
特に受け口(下顎前突)・下顎後退症・顔の左右非対称の改善に有効です。
保険診療で行う下顎骨切り術
適応
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顎変形症として咬合改善が必要な症例
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歯科矯正治療との併用が前提
特徴
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保険適応により費用負担が軽減
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咬合改善を主目的としながら顔貌改善も得られる
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下顎単独、または上下顎同時手術として計画
手術方法
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下顎枝を矢状分割または垂直骨切り
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下顎骨体を移動しプレートで固定
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噛み合わせを調整し位置決定
所要時間
約2〜3時間
術後経過
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入院期間:約1〜2週間
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腫れは術後3〜5日でピーク、その後軽快
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下唇・オトガイ部のしびれが数週間〜数か月持続することがある
注意事項・リスク
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出血、感染、神経麻痺(下歯槽神経)、後戻り
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下唇感覚麻痺は一時的なことが多いが、残存することもある
自費診療で行う下顎骨切り術
適応
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咬合に問題はないが小顔やフェイスライン改善を目的とする方
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オトガイ形成・Vライン形成などとの併用で輪郭全体を整えたい方
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自費診療では下顎単独手術は原則行わず、上顎との同時施術を推奨
特徴
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美容的デザインに特化し、対称性やライン美を追求
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他の輪郭手術(エラ削り・オトガイ形成など)と組み合わせ可能
手術方法・所要時間・術後経過・リスク
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基本手順は保険診療と同様
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審美デザイン重視の骨切りライン設定
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